月経前症候群と漢方
月経前症候群(月経前緊張症)について、漢方においては体質別に分類します。そして、そのタイプにあった漢方処方にて、月経前症候群の症状を改善するという方法が挙げられます。
月経前症候群の症状で、イライラして周りにあたってしまう、溜息が出る、胸が張る・痛い、お腹が張るという場合は、肝気鬱血(かんきうっけつ)のタイプ。これはストレスを吸収する「肝」の働きが落ちているため起きるようです。
月経前症候群の症状で、眩暈や頭痛がしたり、鬱っぽくなる、不安感が出たり、とてもだるくなって動けなくなる場合は、気血両虚(きけつりょうきょ)のタイプ。これは、元気と血液の両方が足りないタイプとなります。
月経前症候群の症状で、むかむかする、胃腸の調子が悪くなる、泥状の便が出る、お腹がごろごろいう(ガスが溜まる)といった場合は、肝胃不和(かんいふわ)肝脾不調(かんぴふわ)のタイプ。これは、ストレスにより「肝」の調子が悪くなり、その結果胃腸の調子も悪くなりバランスが崩れた状態なのです。
月経前症候群は、実際には、以上のタイプの1つだけにあてはまるということはほとんどなく、混在するケースが多いとのことです。